突然ですが、今年の11月にはポケモンの新作が発売される予定ですね。なんか、御三家について草は古代生物、炎は干支、水は武器がモチーフなんじゃないかって噂もあるみたいですよ。
多くの都市伝説が生まれるということは、それだけ多くの人に愛されたコンテンツってことだね。
でも、私的にはちょっと御三家のモチーフは無理があるんじゃないかなって思ってるんですよねー。
……ノーコメントで。
さて、今日はポケモンつながりで、”現在ではデマと考えられている都市伝説”を5つ紹介しよう。中には公式によって明確に否定されたものもあるよ。
ポケモンの都市伝説
実は、ポケモンには、他のアニメや漫画、ゲームと比較しても非常に都市伝説の数が多いのです。
それは、いわゆる『黒い任天堂』が影響しているとも言われていますが、ポケモンの生みの親である田尻智 氏が都市伝説好きというのも大きく関わっています。
中にはかなり核心をついたように思えるものや、後に公式にはっきりと明言されるようになったものも存在していますが、逆に明確に否定されたものや、流石に無理があると考えられているものもあるのです。
今回は、そんな数あるポケモンの都市伝説の中から、有名だけどデマと考えられているものを厳選して紹介します。
レジロック・レジアイス・レジスチル・レジギガスは戦争犠牲者がモデル説
第3世代、第4世代で登場した、これらのポケモンたちは「戦争」と関連があるという都市伝説があります。その根拠は次のとおりです。
これだけ根拠として挙げられると信じてしまいそうになりますが、今回ってデマと考えられている都市伝説ですよね? おかしなところがあるんですか?
続いてデマだとする反論を見てみよう。
むむむ……確かにこの反論を聞くと、レジ系は古代や王との関連の方が強そうに見えます。
さらに、決定打となるのが、第8世代ソード・シールドで新たに登場したレジエレキとレジドラゴなんだ。
ガラル地方で新しく登場したレジエレキとレジドラゴ、この二匹のために説は大きく崩れることとなりました。そのため、現在ではレジ系と戦争を関連付けるのは無理があるという見方をされています。
カイオーガとグラードンの戦いは日本軍とアメリカ軍の戦争を象徴している説
ふたつめの都市伝説も、ホウエン伝説と戦争に関わるものなんですね?
はい。またしてもホウエン地方の伝説ポケモンに関わる都市伝説です(ホウエン地方はモデルが九州ですから、歴史的背景と絡めやすいんですかね?)。
これらから、アクア団=日本軍、マグマ団=アメリカ軍とする見方があります。
これにもやっぱりさっきと同じようにこじつけと思われているところがあるんですか?
このように、カイオーガとグラードンの戦いを戦争と関連付けようとすると、おかしな点が複数見つかるのです。
加えて、ポケモン界の神こと増田氏によると、「カイオーガとグラードンは実際には戦っておらず、人々がそのように伝承しているだけ」なのだそう。
この都市伝説は僕もちょっと無理があるかなと思う部分はあるけど、ホウエン神話の解釈のひとつとして面白い意見だと思うよ。
金銀で登場するレッドは幽霊説
レッドは、ポケモンの第1作目赤緑の主人公です。
第2作目の金銀および、そのリメイクであるHGSSでは、しろがねやまの頂上でレッドとバトルを出来ます。しかし、このレッドは一切しゃべることなく、レッドとのバトルに勝利すると、レッドはいつの間にかに姿を消してしまいます。
この気味の悪さから、このレッドは幽霊なのではないかという説が流れました。
確かに、少し怖かった覚えがあります……。幽霊じゃないかって思っても不思議じゃないと思います。でも、今回のテーマからすると、レッドはちゃんと生きてるってことですよね!?
はい。レッドはちゃんと生きています。
ライバルのグリーンに主人公に敗北したことを伝えていたり、BW2にある施設PWTにも出場していたりします。
そして、サン・ムーンでは、グリーンとともにアローラに参戦。このときにグリーンによってレッドが無口であっただけということが明かされました。
よかったぁ。ということは、さっきまでの2つとは違ってレッド幽霊説は、ポケモン公式によって明確に否定されたということですね!
そういうこと! 新作スカーレット・バイオレットでも、もしかしたらレッドが登場するかもしれないけど、単に無口なだけなんだなーって思ってあげてね。
ダークライはとある少年が考えた説
ダークライは、通常プレイでは入手不可の幻のポケモン。そのビジュアルの良さや強力な専用技ダークホール、映画ディアルガVSパルキアVSダークライで大きな人気を博しました。
そんな人気ポケモンダークライですが、実はとある少年が亡くなる前にデザインしたものが採用されたのではないかという噂が囁かれています。
ミオシティには「ダークライの悪夢にうなされている少年」がいますが、この少年はダークライを考えた少年がモデルなのではないかと言われています。
これ私知ってます! でも確か、ゲームフリークのデザイナーさんがデザインしたとも聞いたことがあります。
お、よく知ってるね。実はそうなんだ。いくつかの公式書籍に、ダークライのデザインはゲームフリークのデザイナーが行ったことは明記されているから、この説は確実にデマってことだね。
しかし、ダークライというポケモンの起源はなんなのか。クレセリアとの関わりはなんなのか。ダークライは幻のポケモンであるが、クレセリアが準伝説に位置づけられているのはなぜなのか。など、ダークライ関連でもまだまだ多くの謎が残っています。
霊獣フォルムに玄武モチーフがいない謎
イッシュ地方で登場した準伝説ポケモン、トルネロス・ボルトロス・ランドロス。化身フォルムの姿が似ていることから、コピペロスと呼ばれネタにされることが多いポケモンです。
さて、そんなコピペロスたちですが、霊獣フォルムは四神獣がモチーフと言われています。トルネロス、ボルトロス、ランドロスはそれぞれ、朱雀、青龍、白虎ですね。
そういえば、玄武モチーフはいませんね
ここから出てきた都市伝説が、北を守る玄武がいないのは、北以外の東西南はアメリカが守っていることを表しているのではないかとする説です。
あれ。ちょっと待ってください。確か、レジェンズアルセウスでラブトロスってポケモンが登場していたような気がするのですが……
気づいてしまったようだね。そう、玄武モチーフのポケモンが登場してしまったんだ。元々玄武が欠けていることから始まった都市伝説だから、完全に崩壊してしまったことのなるね。
現在ではデマと考えられている都市伝説のまとめ
みなさんどうだったでしょうか。有名な都市伝説が多かったと思いますが、実はデマと考えられているというのは知らない人も多かったんじゃないでしょうか
新作が出たことによってこれまでの推測が否定されるようになったものが多かったです。スカーレット・バイオレットの発売開始で新しく生まれる都市伝説も、これまでの都市伝説に与える影響も両方に注目したいですね
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