この記事では、フリーホラーゲーム「怪異症候群」シリーズの怪異・都市伝説の一覧です。
まとめ対象はこの記事作成時点で公開されている怪異症候群・怪異症候群2・怪異症候群3です。同作者によって作成された他のゲーム(例:赤の世界)は対象としていません。
怪異症候群シリーズの続編・番外編が公開された場合、可能な限り速やかに反映するつもりですが、反映されていなかった場合はコメントしていただけると幸いです。
怪異症候群
「怪異症候群」専用ページ:【怪異症候群】元ネタの怪異を簡単に解説
※専用ページは、対象ゲームに登場する全ての怪異について、このページより少し詳しく記載しています。
ひとりかくれんぼ
「ひとりかくれんぼ」は、ぬいぐるみと行うかくれんぼであり、降霊術の一種です。ネット上に多数の実況があり、ラップ音をはじめとした現象がその多くで確認されています。
くねくね
「くねくね」は、田舎の水田での目撃が多い怪異です。「くねくね」の正体を理解した者を狂わせくねくねに変化させるという言い伝えがあります。
猿夢
「猿夢」は、検索してはいけない言葉としても有名な都市伝説です。いわゆる明晰夢の一種です。
※明晰夢:夢を見ていると認識できる夢のこと
夢の中では、順番に人が残酷な殺され方をされます。徐々に自分の番が近づいてくる恐怖、次はもうダメかもしれないという恐怖は猿夢特有のものでしょう。
能面
「能面」は、そのまま能面が襲ってくる。お面にどこか不気味な気配を感じたことのある人は少なくないと思いますが、この怪異はまさにそれに追いかけ回される恐怖を与えてきます。
怪異症候群オリジナルの怪異で、特定の元ネタは存在しません。そのため、解説は「怪異症候群」専用ページでのみ行なっています。
怪異症候群2
「怪異症候群2」専用ページ:【怪異症候群2】「あの都市伝説はなに」が分かる元ネタ解説
※専用ページは、対象ゲームに登場する全ての怪異について、このページより少し詳しく記載しています。
コトリバコ
「コトリバコ」は一見すると、ただの木組みの箱ですが、その正体は一族を根絶やしにする強い思いが詰まった呪いの箱です。
裏S区
「裏S区」は、九州のどこかにある幽霊の通り道となっている地域です。この地域の一家には独自のお祓い方法が伝承されており、幽霊と人の両方から恐怖を感じる作品です。
憑き護
「憑き護」は、霊を引きつけやすい体質の人間です。周囲に降りかかるはずであった厄災をその人が身代わりとなって引き受けることで、周りを護る役割を強いられています。
個別ページは現在ありません(作成予定)。憑き護の詳細は、「怪異症候群2」の専用ページをご覧ください。
参考【怪異症候群2】「あの都市伝説はなに」が分かる元ネタ解説
着物の少女
「着物の少女」は、かつて崇められていたと思われる神霊です。この手の話では珍しく、命の危険を感じるような要素はありません。
幼い頃一緒に遊んだあの子、引っ越しで離れ離れになってしまったあの子、あの子は今頃どうしているだろうか。そんな物悲しさを感じる作品です。
参考【怪異症候群2】「あの都市伝説はなに」が分かる元ネタ解説
八尺様
「八尺様」は、その名の通り身長が八尺もある高身長女子です(1尺≒30cmなので、8尺≒2.4m)。
最近ではTwitterやPixivなどで非常に可愛らしい八尺様も見られるようになりました。しかし、本来の八尺様は気に入った男性を殺害します。
参考【日本の怪談】有名怪談八尺様を解説!関連する謎についても考察してみた
リョウメンスクナ
「リョウメンスクナ」は、顔や手がひとつの胴体に2人分存在している怪異です。呪術廻戦のブームで多くの人に認知されるようになりましたね。
そんなリョウメンスクナには、2種類あるというのをご存知でしたか?
- 日本の伝統的な妖怪としてのリョウメンスクナ
- 都市伝説のリョウメンスクナ
ふたつの間には微妙な違いがあるのですが、怪異症候群2で登場するリョウメンスクナはどちらのタイプなのか分かりますか?
詳しくは個別ページをチェック!
参考二面の怪物リョウメンスクナとはどんな都市伝説?【洒落怖】
ゆんゆん
ゆんゆんは、電波系の人がモデルとなったオリジナルの怪異です。
※電波系:妄想癖のある人、何らかの啓示を受信したとする人、行動や言動が意味不明で不気味な人、他者とのコミュニケーションを取ろうとしない人
洒落怖では、ゆんゆんは2chのとある投稿主を指す言葉であり、怪異症候群2のゆんゆんもそこからの引用と思われるセリフを発します。
また、作品中では「人間でも妖怪でもない、次元の亀裂から出てきた『何か』」と説明されています。
怪異症候群3
「怪異症候群シリーズ」の最終章として作成された「怪異症候群3」ですが、現在専用ページがありません。それぞれの怪異の個別ページを参照ください。
きさらぎ駅
「きさらぎ駅」は、異界の駅です。
乗客を死者の国に送る電車に、紛れ込んでしまった投稿主。ネットは繋がったため、2chの住人に相談しながら行動を起こしていきます。
怪異症候群3でも、金森さんと由佳ちゃんが連絡を取り合いながら異界からの脱出を試みるシーンが描かれています。
巨頭オ
「巨頭オ」は、巨大な頭を持つ人型の実体です。
巨頭オに関して分かっているのは、
- 「巨頭オ」と書かれた看板の先で出会うこと
- 山の中で出会うこと
- 複数いること
- 体に対して不釣り合いなほど巨大な頭を持つこと
くらいで、非常に謎に包まれた存在です。
怪異症候群3では、きさらぎ駅を降りた先を探索している時に襲われますが、元ネタ同士の関連はありません。
邪視
「邪視」とは、悪意を持って見つめた相手を呪う能力、またその能力を持った人物・怪異を指します。
山奥へと取材に行った加賀が邪視に襲われました。
「見るに耐えないものを見せることで、邪視を退けることができる」と言われています。
犬鳴村
※個別ページ:なし(作成予定)
「犬鳴村」は、福岡県の旧犬鳴トンネルの近くにあるとされる村です。そこに入った人間は生きて帰ることができないという伝説があります。
関連する都市伝説に杉沢村というものがあります。
ヤマノケ
「ヤマノケ」は、女性に取り憑く山の神霊です。テンソウメツと意味不明な言葉を呟きながら近づいてきます。
外見的には真っ白の人型。人型といっても足は一本しかなく、頭もなく、顔は胸の位置についています。
(これを人型と言っていいのか・・・?)
取り憑かれるともはやどうしようもなく、他の女性が被害に遭わないように隔離するしかありません。
参考【短編洒落怖解説】ヤマノケとは?山の神とも言われるヤマノケの特徴を解説【都市伝説】
アガリビト
「アガリビト」は、人間が自然に帰り神様のようになったものです。
イノシシが山を下るのと対照的に、人間が山を上がり自然に帰った姿ですが、単純に野生のニンゲンと言えるほど単純なものでもないらしいです。
人間の知性と、自然の力、その両方を宿すことに成功した者がアガリビトであり、人間から1ランク上がった神の領域に達しているのだそう。
姦姦蛇螺(生離蛇螺)
「姦姦蛇螺」は、上半身が巫女、下半身が蛇の怪異です。カンカンダラと読みます。
非常に強力だった巫女の力と、村の人々から恐れられていた大蛇が融合したものであり、単受に力が強く危険なため山の中に封印されています。
参考【日本の怖い話】姦姦蛇螺(生離蛇螺) – あらすじとその性質について解説・考察する
巣食うもの
※個別ページ:なし(作成予定)
ある人間の中に潜んでいる強力な「何か」です。その何かは、宿主に危険が及べば自衛しますが、本質的に宿主を守っているのではありません。自分を守るために、宿主を守っているのです。
その中に潜んでいるものが強力であるがゆえに、他の怪異を一切寄せ付けません。
コトリバコは、女性と幼い子供を狙い撃ちする一家根絶の呪いです。どうして、それに触れたにも関わらず、春子ちゃんは平然としているのか。
まとめ(リンク集)
最後に、この記事のリンクをまとめておきます。
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